商標登録出願はいつ頃(何月)が多いのか?

先日、新型ウィルスの影響で商標登録出願件数は減っているという記事を書いたのですが(詳細はココ)、当該記事では2018年や2019年の月別(1月~5月まで)の出願件数を調べたので、ついでに残りの月(6月~12月)の出願件数も調べて、商標登録出願自体いつ頃(何月頃)が多いのか調べてみました。

昔、外国特許出願の仕事をしていた頃は3月が一番忙しかった印象があったのですが、商標にもそのような傾向があるのでしょうか?

月別出願件数の調べ方

単純に、月別の商願を確認するのに最も信頼が出来て簡単な方法は特許庁が公表している統計を利用することです。「特許出願等統計速報」と検索していただくと特許庁の当該頁にアクセスすることが出来ます。ただ、商標の場合は、ライセンス目的で一部の出願人が大量に手続きしている現状があるので、公式な統計データが本当に商標登録してその商標を使用しようとしている企業活動や個人の意向を正しく反映しているのか、、という疑問があります。

そこで出願件数を特許庁情報プラットフォームのウェブサイトで調べました。出願日の項目に今回調べる期間の日付を入力し、検索ヒット件数に表示された数字を基準に集計していきました。2020年はまだ終わってないですし、パンデミックのせいで経済活動がかなり制限されてしまったので考慮に入れず2017年から2019年の過去のデータを参考にして考察します。また、ウチのブログは公式の統計ではないので一部出願人を除いた出願件数を検索しました(詳しく知りたい方は「商標 大量出願」で検索してください)。

3月が最多・1月が最小の傾向

直近3年の月別データをまとめた表は上記のようになりました。どの年も1月が最小で3月が最多となっています。日本の商標登録出願は約85~86%が法人・会社のもの(2018年度の特許行政年次報告開示データより計算)なので、予算等の関係で3月が一番多いのでしょうか。1月が最小なのはお正月休みも少しは関係あるでしょう。棒グラフも作成しましたので以下に貼っておきます、参考にしてください。

  
グラフからその他の特長を読み取ってみようと思ったのですが、、、うーん5月と9月も比較的出願件数が低い月かなぁという感じくらいですかね。

まとめ

商標登録出願も3月が一番手続きされている、ということは間違いなさそうです。1月は個人等は新しいスタートを切る格好の時機のように感じられますが法人の出願数が大半を占める日本の場合は気分と出願件数に関係はなさそうです。わたしは正月元旦の朝に新しいパンツをはいて爽やかな気分になったことはないですが、個人の出願は気分的に1月とか4月が多いかもしれません。

以下営業です。
あなたが何月にこの記事を読んでいるかわかりませんが、弊所では皆様のお問合せをいつでもお待ちしております。商標登録、自分でする場合以外は専門家にお任せください。セージ弁理士事務所は初めて特許庁に手続きされる方には直接面談・オンライン面談にてお客様の要望を聞いてから手続きします。お問い合わせはコチラから。

By |2020-06-30T15:26:01+09:006月 30th, 2020|